土遊野通信11月号
2021/11/17
はじめに
11 月、霜月。日が短くなり、みなさんはどんな秋の夜長を楽しんでいるでしょうか?土遊野の田畑仕事は明るくなってから暗くなるまで。春から夏は忙しくなりますが、日も長くなり、お米作りとはなんて日本の風土に合ったものだろうと棚田を歩きながら思うのです。
穀物が育つ国、日本。
世界を見渡せば、その国でよく育ち、その国の民を育てる作物が必ずあります。日本のみなさんの地元の支えとなっている食文化が、きっとそれを教えてくれるはず。経済成長し、「いつでもどこでもなんでも」食べられる国に育ちましたが、国の大地は、国の民は、豊かに育っているだろうか。
里山を歩くと、少し思い起こせることがあるかもしれません。
【お知らせ】11月販売スタート!棚田のキウイフルーツ
農薬化学肥料や・ホルモン剤は一切不使用で、有機JAS 認証取得の土遊野産棚田のキウイフルーツが今年も収穫間近です。
ホルモン剤処理をしていないので、市販のものより少し小ぶりかもしれませんが、太陽と大地のめぐみがギュッとつまったキウイフルーツです。
品種はグリーンキウイの「ヘイワード」。
キウイフルーツには皮にもたっぷりの栄養があるので、土遊野キウイは安心して皮ごとかぶりつくこともできます!
収穫後は低温保管し、硬い状態で出荷いたします。密閉したポリ袋に入れて冷蔵庫で保管すれば来年春先までゆっくり食べられます。早く追熟させたい場合は、少しキウイに傷をつけるか、リンゴやバナナを袋の中に入れて暖かいところに置いてください。ただし、乾燥には弱いので、保存方法には十分に注意してくださいね。
土遊野食材を味わえるお店紹介
【富山県】夫婦で営む自家焙煎コーヒーと焼き菓子のお店”koffe( コッフェ)”
生産者、品質、栽培、精製、全てにおいて特別な工程を経ている世界各国のスペシャルティコーヒーの中から、店主が厳選し自家焙煎している、こだわりの詰まった珈琲専門店です。
店舗は、富山市中心部の松川沿いにあり、店内は白を基調としたシンプルで温かみのある居心地の良さで、散策ついでにふらっと立ち寄りたくなる雰囲気です。また、美味しい珈琲を味わえるだけでなく、珈琲に合う焼き菓子も最高で、月替りの季節を感じさせる焼き菓子と珈琲は、相性バツグンです。
お菓子の素材も安心できて、素直に美味しいと思えるものにこだわり、土遊野有機棚田米100%の米粉と全粒粉、平飼い卵も使ってくださっています。
ギフトも充実しているので、プレゼントもおすすめです☆
注文は、HP の注文フォームやFAX、店頭にて受付可能です。
ぜひ覗いてみてね☆
【福岡県】医学視点から考えた体に優しいグルテンフリーの焼き菓子屋”fuwafuwa(ふわふわ)”
「健康に気を使ったら、なかなか食べられるお菓子がない。」そんな声に寄り添って生まれた、元医療関係者の店主が営む、医学視点から考えた体に優しいグルテンフリーのお菓子屋さんです。
土遊野の有機棚田米100%の米粉を使ってくださっています。
fuwafuwa のお菓子の特徴は ①:グルテンフリー。グルテンとは小麦粉に含まれるグリアジンとグルテニンというタンパク質が水を吸収して網目状につながったもので、小麦アレルギーやセリアック病の原因とされています。このようなリスクを避けるために米粉を使用。 ②:てんさい糖使用。てんさい糖は北海道でとれる「てんさい(砂糖大根)」を原材料とする砂糖で天然のオリゴ糖を含むために腸内環境を整えてくれる効果があります。 ③: 医学視点で考えたお菓子「 病気になる前の『予防』ができ、医療費を削減することができる」という医学的な目的もあります。
“自分と自分の大切な人との将来のため” に考え抜かれたお菓子です。
店舗を持たず、オンラインショップのみの販売です。
ぜひ覗いてみてね☆
【今月のイチオシ商品】
有機棚田米の米粉(超微粉)
棚田の「山から湧き出る良質な水」と「粘土質の土壌」、「昼夜の寒暖差のある気温」に育まれ、自家製肥料と有機栽培にこだわった、特別な土遊野の棚田米を100%使用した米粉です。
農薬・化学肥料は一切使用せず、有機JAS 認証を取得しています。
一般的な米粉より粒子が細かいので、お菓子やパンはしっとりとモチモチした食感に、シフォンケーキはふわふわに焼き上がります。いつも土遊野の米粉を使っていただいている地元のロールケーキ屋さんも、この超微粉米粉を使い始めてから、「ケーキが全く別物になる!」というお声をいただいています。
小麦アレルギーや健康志向の人にための、グルテンフリーのスイーツやパン作りにも、おすすめです☆
土遊野産玄米粉を少し混ぜて使っても、また風味や食感が増していいですよ!
ひよっこ農家娘 2代目代表の奮闘記
世界中の長寿国では穀物を主食としていることが分かっています。
彼らが長寿なのは“太陽のめぐみ” によるところが大きいと考えられています。穀物はエネルギーの高い作物ですよね!その中でも、太陽のエネルギーを一身に受けているのがお米です。
日本では、冬が終わり太陽の光が強くなるころに種まきし、日光を浴びながらぐんぐん育ち、一番熱い太陽エネルギーの最盛期に成長のピークを迎えます。こうして、エネルギーのたっぷり詰まったお米を秋に収穫しています。一方小麦は、10 月に種を播き、太陽の光の少ない冬に咲く穀物ですね。
食べる人も、食べているものがどうして育っているのかに関心を持っていただけるように、これからも農のことをお伝えしていきたいと思います。
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