苗半作 棚田の苗床
2021/05/04
今年も4月から、お米の苗づくりが進んでいます。
山の用水の手入れ”えざらい”をしたら、田んぼに水を入れます。
そして同時に進めるのが、苗づくり。
土遊野では、ポット苗づくりをします。
有機栽培なので、大きな苗(成苗)を育てるためです。
(一般に田植えされている苗は稚苗といって生育期間も短いものです。)
“苗半作”と、聞いたことがあるでしょうか?!
父から教わってずっと心に留めている言葉があります。
お米作りは掛け算だと。
苗のレベルで、そのあとの生育や収量は決まる。
有機栽培では、良い苗以上の稲の実りはない。
だから、種選び、種まき、苗づくり、初めから高いレベルを求めると。
大切にしているのは、風通し。
蜜になりすぎると、病気が繁殖しやすくなります。
でも、有機栽培では苗の病気に効く薬は使えません。
病気にならないように、通気性をよくして伸び伸び育てるイメージ。
なんだか人にも通ずるところがある気がしますね(^^)
この時期は、苗づくりと田植えをする田んぼの土壌づくり、そして畦草刈りを同時に行います。さてどんどん仕事が増えてくる。増やしているのですが(笑)
でも、冬が明けて、春が来た~!!!自然のエネルギーをプラスのパワーにして受け止めて、おいしく確かな食糧生産、本格始動です!
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