父の日本ミツバチ
2021/03/14
土遊野の春の仕事、
私の場合は、お天気悪い日は机仕事中心、晴れた日には田畑に出ている時間が長くなります。
そして、春のお天気の日に毎シーズンかなりの確率で出くわしてきたのが
「日本ミツバチの分蜂」です。
すごい群衆のブンブンっという音と共に、黒い大群が移動します。
父に電話をすると、「どこだ!すぐ行く!!」と、結構大事な仕事をしてる最中でも、飛んでやってきます。
日本ミツバチに住んでもらえるようの巣箱やみっちゃんの大好きなお花が用意してあり、そっとこっちだよと、群の中心(女王バチ)を巣へ入れます。
その姿は、大きなカブトムシを見つけた少年そのものです(笑)
考えてみれば、土に生きていると「みっちゃん」はずっとそばで一緒に生きてきたことを思い出しました。
中高校生のころ、私の部屋の窓にミツバチが巣を作っていて、ある日、オオスズメバチに襲われてしまったこと。1匹に対してなん十匹も命がけで集まり、命がけで闘う。ボトッと落ちていく時の光景はとても印象的だった。。。
虫がいるから、種が繋がり、土が豊かになり、結実して、ひとの食べ物が育つ。
里山の蜜。ミツバチたち。これもまた、日本の里山の豊かさのひとつ(^^)
一緒に農業をはじめてから、家族というより仕事中心の関係だった気がしますが、嬉しそうに蜂蜜をいただく父と母に、楽しく生きてるなぁ♪とすごくほほえましく、ほっと安心する気持ちがありました。
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