土遊野通信はじめます！

土遊野は今年25 周年を向かえています。

今から35 年前に東京から橋本夫妻が、この富山の里山に移住してきたのがきっかけです。二人の子どもを育てながら、棚田を引き継ぎ、鶏を飼い始めました。

タヌキやクマさん、多くの生き物が住まう自然に囲まれた環境で、初代代表の橋本は思ったそう。“土と遊ぶ野原のような場所だ” と。

その温かい想いと、私が子どもの頃に母が作っていた【土から】という通信を引き継ぎ、土遊野を支えてくださる皆様に、旬の情報と生産の現場からの想いを伝える土遊野通信を、始めることといたしました。

土遊野の農産物を選んでくださる皆様に、私達の営みは支えられています。心からの感謝の気持ちを込めて、精一杯、日本農業の一翼を担っていきたいと思います。

土遊野紹介～棚田での米作り～
土遊野では100 枚と少し超える数の棚田でお米を育てています。

10ｋｍに及ぶ山の用水から水を引き、5 月には田植え、除草対策としてアイガモたちを放ち、6 月7 月と、水管理、法面の草刈り、対イノシシ電気柵設置をすべての田んぼでおこないます。

平地の田んぼより数倍手間のかかる棚田でお米を作り続けるのは、
「美味しいお米が育つから！」です。

粘土質というお米向きの良い土に恵まれ、昼夜の寒暖差や冷たい用水、棚田に吹くきれいな風。

この美しく素晴らしい資質を持つ日本の棚田を、
次世代にも残したいな、伝えたいな、

そんな熱い想いをくれるの棚田でのお米作りです。

ひよっこ農家娘 ２代目代表の奮闘記

就農して10 年目の秋を迎えようとしています！

お米づくりはまだたった10 回目。
両親( 橋本夫妻) から代表を引き継ぎまだ5 年。

近年の荒れる天候に今年は何が襲ってくるのかとドキドキする日々です。こうして聞くと、やっぱり農業とは不安定だなと思われる仕事かもしれません。

また、新型コロナの影響もやはりあります。街のレストランさんや、東京の社員食堂さんなどの取引先が止まり、お米が余ってしまう懸念も。。。

こんな時強く思い知ります。

「農業とは、食べてくれる人がいるから、続けていけるのだ」と。

母から就農して最初に教わった言葉があります。

『育てて届けて食べるところまでが農業』

こんな時でも現場では、毎日、毎年、大地とお天道様からいただく恵みに、土遊野を思い出して農産物を選んでくださる皆様に、感謝と敬意の思いが募ります。

私たちは自然と生き物に向き合って生きる、食べ物を作って人の力になりたいと思っています。
“人と大地とのきずなを結び続けたい” と。

土遊野スタッフのつぶやき

はじめまして。出荷を担当しているなぎさです。

土遊野に来て、2年目に突入しました。出荷は、お客様の声や土遊野の商品がどんなお客様に届いているのか実感できるやりがいのある仕事です。

最近はコロナの事もあり、よりお客様との絆も深くなったように感じる日々です。

今月のイチオシ商品
低温殺菌生乳100％使用”土遊野オリジナルミルクアイスクリーム”

牛乳の多くは、集められて他の牧場と混ざり合い「100 度以上の温
度で2 秒」という高温殺菌され、パック詰めされています。

無菌状態になり消費期限も伸びますが、タンパク質も変異し風味も消え
去ってしまいます。
そうではなく、「65 度30 分」という方法で低温殺菌し栄養やミネ
ラル、そしておいしいミルクの風味を生かしたままの牛乳を届け続
けたい！

その思いを形にしたのが「アデア牛乳」です。

富山で約40 年続くその思いを、土遊野が2017 年より引き継ぎました。

そんな牛乳をよりたくさんの人に届けてたいとおもい生まれたのが「土遊野オリジナルミルクアイスクリーム」。

乳脂肪分は一切添加せず牛乳本来の脂肪分のみですので、さっぱりとした少し懐かしい味なっています。

直営オンラインショップ、県内黒崎屋にて販売しております。

ぜひご賞味ください。

お知らせ

＜令和２年産新米の販売開始スケジュール＞

• 2020 年産てんたかく　9 月10 日頃から
• 2020 年産コシヒカリ　9 月20 日頃から
• 2020 年産イセヒカリ　10 月10 日頃から
• 2020 年産新大正もち米　10 月20 日頃から

9 月上旬より、各EC サイト、農場での直接お受け取りフォームからご予約できるようにいたします。

秋冬ニンジン、種まきしました！
出荷開始時期は11 月上旬からの予定です。
（無農薬栽培にて、秋の天候次第で収量が大きく変動する可能性があること、ご了承ください。）